玩具やインテリア、人材業界の急成長スタートアップが集結──FastGrow Pitchレポート

登壇者
山田  裕一朗
  • ファインディ株式会社 代表取締役 

同志社大学経済学部卒業後、三菱重工業、ボストン コンサルティング グループを経て2010年、創業期のレアジョブ入社。レアジョブでは執行役員として人事、マーケティング、ブラジル事業、三井物産との資本業務提携等を担当。その後、ファインディ株式会社を創業。求人票の解析とアルゴリズムづくりが趣味。また、現在もHRBP(ヒューマンリソースビジネスパートナー)としてレアジョブに関わっている。

志田 典道

大学時代に友人と学生起業し事業を譲渡。トレンドマイクロでエンジニアを経験後中磊電子股份有限公司の日本法人立ち上げに参画。プロダクトマネージャとしてハードウェアOEM/ODMのマーケット開拓、プロジェクト管理を担当。その後Optiva(カナダ企業)、AdRoll(US企業)を経てトラーナを創業。

与田 良介

1992年生まれ。慶應義塾大学 環境情報学部卒業。2014年に㈱DeNAに新卒入社後、EC事業部にて広告営業、メディア部にてSEO・Appプロダクトマネージャー、SHOWROOM㈱でのマーケティング・PR活動に従事。17年からReapra Venturesにて経営企画業務を担った後、18年2月にウェルマーケ株式会社を設立。

髙重 正彦
  • ルームクリップ株式会社 代表取締役 

東京大学大学院工学系研究科にて、ソーシャルネットワークの数理的成長モデルを研究。イマジニア株式会社にて、キャリア公式サイト、スマホアプリ、SNSアプリの新規立ち上げを経験後、Tunnel株式会社(現ルームクリップ株式会社)を創業。2012年にRoomClip(ルームクリップ)をリリース。

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowが、「この会社、将来大きなイノベーション興しそうだ!」と注目するスタートアップをお呼びして、毎週木曜朝7時にオンライン開催する「FastGrow Pitch」。

登壇するスタートアップが目指すビジョンや事業内容、創業ストーリー、どんな仲間を探しているのかなどをピッチ形式で語るイベントだ。今回はFastGrowが注目するスタートアップ4社を集めて開催した。

本記事では、ピッチの模様をダイジェスト形式でお届けする。登壇したのは、ファインディ株式会社、株式会社トラーナ、ウェルマーケ株式会社、ルームクリップ株式会社の4社(登壇順)だ。

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ファインディ株式会社:テクノロジードリブンで躍進する日本企業を増やしたい

ファインディ株式会社

最初に登壇したのは、ハイスキルなIT/Webエンジニアのためのプレミアム転職サービス『Findy』を運営する、ファインディ代表の山田裕一朗氏。同社は2020年8月にグローバル・ブレインやユナイテッドから総額7.7億円を調達している。

山田氏は新卒で三菱重工に入社。配属先である企画部門の設備投資担当で「技術立国」と呼ばれていた日本の高い技術力を目の当たりにした。その経験から、テクノロジードリブンで事業成長する企業を増やしたいと考えるようになったと語る。

山田現在、日本は世界の技術革新力ランキングで14位と、以前に比べて大きく順位を落としています。その理由の一つは、企業がテクノロジー人材を理解できず、活躍できる場を提供できていないからだと捉えています。

Findy』は、GitHubでの開発履歴を元に、エンジニアの適正年収やスキルを可視化します。個々のエンジニアはスキルに合った転職ができ、企業側は『Findy』を通してエンジニアの技術力を正しく把握し、能力に合った機会を提供できるようになります。

いまや製造業や大手メディアもエンジニアを積極採用する時代。2030年には79万人のエンジニア人口が不足すると予測され、追い風を感じている。

そんなファインディは積極的にサービスを拡大中。2018年には、ハイスキルなフリーランス・副業エンジニアと企業の業務委託案件をマッチングするサービス『Findy Freelance』をリリースした。スタートアップに加えて大企業の新規事業部門や上場ベンチャーなど約200社が利用している。

また、2020年4月には『Findy Teams』をβリリース。GitHub連携でチームや個人のパフォーマンスを可視化、エンジニア組織の生産性向上をサポートするサービスだ。新型コロナウイルスの影響でリモートワークを導入する企業が増え、需要が拡大している。

山田今後も『Findy Teams』の本格リリースだけでなく、 TechAcademyとの協業など、挑戦的な試みが目白押しです。2016年に創業してから、現在社員は30名ほど。一貫してユーザーファーストな経営を行っています。ご興味のある方は、ぜひ採用サイトからご応募をお待ちしております。

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株式会社トラーナ:データを駆使して、子どもにぴったりの「おもちゃ」を届ける

株式会社トラーナ

次に登壇したのは、おもちゃ(知育玩具)のサブスクリプションサービス『トイサブ!』を運営するトラーナ代表の志田典道氏だ。同社は「日本サブスクリプションビジネス大賞2019」のグランプリを受賞している。

トイサブ!』は月額3,340円で、2ヶ月ごとに新しいおもちゃが宅配されるサービスだ。親の抱える「おもちゃを買ってもすぐ遊ばなくなる」「でも新しいおもちゃを買ってあげたい」といった悩みを解消する。

志田氏が事業領域としておもちゃを選んだのは、売り場に並ぶ商品が「全然変わっていなかったから」だったと振り返る。

志田私は一度起業を経験しており、人生を賭けられる二度目の起業テーマを考えていました。そのとき、たまたま立ち寄ったヨドバシカメラのおもちゃ売り場で、衝撃的な光景を目にしました。プリキュアや仮面ライダー、アンパンマン。数十年前から並んでいる商品が変わっていないんです。それを見て、おもちゃは変え甲斐のある領域だと直感的に思いました。

トイサブ!』の強みは、子どもごとのおもちゃの好みや、各おもちゃの評価をデータとして蓄積できていることだ。これにより子どもの趣味嗜好に最適化されたおもちゃを届けられる。

ユーザー数は昨年比3倍のペースで増加。現在、6000世帯が利用している。2020年9月からは法人向けのサービス展開も開始した。

志田トイサブ!』は、「幸せな親子時間を増やす」をビジョンに掲げて運営しています。ビジョンに共感してくれる社員を積極的に募集しています。

現在、マーケティング、調達購買マネージャー、ロジスティクス、エンジニア、第二新卒と幅広く採用をしていますので、ご興味のある方はぜひご応募ください。

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ウェルマーケ株式会社:堅実かつ大胆な経営でヘルスケア領域の一大プレイヤーを狙う

ウェルマーケ株式会社

3番目に登壇したのは、ヘルスケア・リテール業界に特化したエージェントサービス『MEDICAL JOB』を展開するウェルマーケ代表の与田良介氏。新卒でDeNAに入社後、シンガポールの投資ファンドRepra Venturesを経て、2018年にウェルマーケを創業した。

与田ヘルスケア業界で起業したのは、私自身が持病を抱えているからです。「自分はいつ死ぬか分からない」と考え続けるうちに、自分が死んでも生き続ける組織を作りたいと思うようになったんです。

ウェルマーケは『MEDICAL JOB』に加え、薬剤師の転職に特化した『MEDICAL JOB_薬剤師』や、登録販売者・ドラッグストア業界の採用に特化した『MEDICAL JOB_登録販売者』を展開する。『MEDICAL JOB_登録販売者』は業界上位法人の過半数以上が利用しており、登録者数は四半期毎に倍々で成長中だ。

同社の特筆すべき点は、資本政策について独自の考え方だ。「適切なタイミングで適切なファイナンス手法」をモットーに、設立から現在まで自己資本で経営してきた。現在は月商四桁万円超過、通期で黒字化を実現している。

さらなる成長に向け、社内では「4つの観点」を重視し、日々の仕事に向き合っている。

与田蓄積された情報をもとに判断する「実データドリブン主義」、業務を改善・刷新・消失させる「精緻なオペレーション」、会社のWillと個人のWillを同期化させて業務に迷いなくコミットする「ウィル2乗主義」を大切にしています。

現在は社員数が8人と少数精鋭で経営していますが、今後は採用の門戸を広げていきます。『MEDICAL JOB』のキャリア・アドバイザー職、事業開発職、インターン職を募集していますので、興味のある方はぜひWantedlyよりご応募ください。

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ルームクリップ株式会社:住まい・インテリア業界の『食べログ』や『クックパッド』を目指す写真投稿サービス

ルームクリップ株式会社

最後に登壇したのは、日本最大級の住まいとインテリアの写真投稿サービス『RoomClip』を展開するルームクリップ代表の髙重正彦氏だ。同社は2020年9月に、日本郵政キャピタルやNTTドコモ・ベンチャーズなどから総額10億円を調達している。

RoomClip』は、ユーザーが部屋の様子を投稿し、交流できるサービスだ。月間ユニークユーザー数は830万人を超え、これまでに400万枚以上の写真が投稿されている。

同サービスが目指すのは、インテリア・住まい業界の『食べログ』や『クックパッド』だ。

高重多くの生活者は、自分好みの住環境で暮らせていません。おうちを好きな空間にすることは後回しにして、最終的に諦めてしまう人が大半です。

自分の好みに合わせて住生活を変えることを諦めるのは、参考にしたり、相談する相手がいないからです。一般的な生活者が、他人の部屋に行くのは年平均5回ほど。自分以外の人がどういう暮らしをしているのかを見る機会はほとんどありません。

RoomClip』で他人がどんな生活を送っているか知り、交流することで、ユーザーが望む住生活に近づくためのお手伝いができればと考えています。

RoomClip』は現在200社以上の大手メーカーも利用している。少子高齢化やライフスタイルの多様化、SPAの伸長、ECモールの寡占化によって顧客の獲得に苦戦する事業者が、同サービスで新しいビジネスのあり方を模索している。

今後の展望としては、D2Cクラウドサービス『RoomClip business』を拡大するとともに、マーケットプレイス『RoomClip shopping』を21年春に新たにリリース予定だ。事業者が商品企画から販売、顧客のファン化まで一貫して行えるサービスを構想している。

高重ルームクリップのミッションは「日常の創造性を応援する」です。誰もが日常のなかで、ちょっとした生産活動を行い、自分の好きを見つめ直す。それによって創造性を育む。そんな社会を実現したいと思っています。

全ての領域でメンバーを募集中なので、生活を変える事業に携わりたい人は、ぜひご連絡ください。

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こちらの記事は2020年10月07日に公開しており、
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