「仕組みをつくる」と「成果を出しきる」。インテリジェントフォースのAI×産業変革
外から助言するだけが、コンサルティングではない。AIやテクノロジーを武器に、クライアントの事業を“共に創る”当事者として動くファームが増えている。
だが同じ「コンサルティングファーム」を名乗っていても、何を強みとし、若手にどこまで任せるのかは会社ごとにまったく異なる。
本連載「「助言者」から「当事者」へ──次世代コンサルティングファーム特集」では、IT・AI・テック領域のファームを一社ずつ取り上げ、その会社ならではの「違い」と「いま入る価値」を編集部の視点で言語化していく。
今回紹介するのは、株式会社インテリジェントフォースだ。
この会社の魅力を一言でいうと?
経営の意思決定と実行をAIでシステムへと昇華させ、最前線で成果を出しきることで産業をつくり変える会社
募集中の経営ポジション
戦略コンサルタント、AIコンサルタント(FDE)、AIエンジニア。アソシエイトはコンサル未経験の若手を歓迎する一方、マネージャーではコンサルティングファームや事業会社でマネジメントを経験したミドル・シニア層も採用対象としている。将来はマネージャーや事業責任者を目指せるほか、投資先の経営に挑戦する道もある。
事業概要
AIを意思決定と実行の基盤に据え、「AI×Industrial Transformation」を掲げる。暗黙知を形式知に変えて経営システムを構築する「AI Platform」と、蓄積した知見・経験を活かし、主体者として顧客価値の創造と追求を行う「Execution」の2事業を展開。東証プライム上場企業を中心に、情報通信・エンタメ・製造・エネルギーなど基幹産業の変革を支援する。M&Aによるグループインも積極的に進めている。
FastGrow的「ここが次世代コンサルだ!」
数週間かかっていたシフト作成を約1時間に。現場と約100回議論を重ねたAI実装
大企業の現場には、マニュアルに書かれていない判断が数多く眠っている。熟練者の経験と勘に支えられたその判断は、属人化したまま引き継ぐのが難しい。インテリジェントフォースが価値を置くのは、この暗黙知を形式知に変え、AIで動く仕組みとして現場に根づかせることだ。
象徴的なのが、大手交通インフラ事業者の事例である。専門人材のシフト計画は、法令や社内規程など数万通りの制約を満たす必要があった。熟練担当者の頭の中にしかない経験則も少なくない。同社は画面などの開発を後回しにし、中核となるアルゴリズムの構築に絞り込んだ。AIが出した計画を現場に見せ、「なぜこの配置ではいけないのか」を事実に基づいて議論する。この工程を週1〜2回、約100回繰り返したという。数週間かかっていた作成業務は約1時間で終わるようになり、作成工数は約8割減った。ほかにも、5万人規模の社内ナレッジを統合するAI検索基盤や、10年変わらなかった工場オペレーションの刷新に取り組んでいる。
ここで問われるのは、技術力以上に、大企業の現場に深く入り込む力だ。同社は大企業向けの仕事を4〜5年積み重ね、商社や官公庁の出身者も多く抱える。AIを売るのではなく、現場の判断そのものを仕組みに変える。それが同社の次世代コンサル像だ。
いま若手経営人材が飛び込むべき理由
営業と実行を分けない。全員が「自分を売る」経験から、事業家への道を拓く
インテリジェントフォースでは、営業とデリバリーを分けていない。ポジションに応じた濃淡はあるものの、案件の獲得から成果を出しきるまでを全員が担う。プロダクトに頼らず自分の価値を顧客に売り込み、何をなぜやるのかを考え抜いて成果で応える。この経験こそが自ら事業を起こす力を鍛えると、同社は考えている。
育成の目安は、1年で一人前のコンサルタント・3年でマネージャー・5年で事業家。能力評価は年4回あり、入社から半年以内には実力に応じて等級を見直す。売上への貢献が賞与に直結する仕組みだ。採用基準は「地頭・愛嬌・粘り強さ」で、メンバーの多くはコンサル未経験から入社している。前職も商社やメーカー、官公庁、金融などさまざまである。
いま入る価値は、同社がAIを経営の中心に据え直した転換期にあることだ。この秋にはコーポレートサイトを刷新し、「AI×Industrial Transformation」を掲げた。AIスタートアップのグループインも進めている。成長したいのに、挑戦できる場がない。そう感じる20代にとって、同社が採用サイトで掲げる「強くて、優しい事業家」を、AIを武器に目指せる環境だ。
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こちらの記事は2026年11月02日に公開しており、
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連載「助言者」から「当事者」へ──次世代コンサルティングファーム特集
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