やりたいことに悩む学生こそ参加を!
急成長スタートアップから人生のヒントを得る「Next Entrepreneur’s Meetup」の魅力

学外で成長したい気持ちはあるものの、どのような行動を起こすべきかわからない。スタートアップに興味はあっても、接する機会がない。学生から聞かれるこれらの悩みに、三菱地所の主催する長期インターンのマッチングイベント「Next Entrepreneur’s Meetup」は応えている。

同イベントでは、国内外の急成長スタートアップが集結。パネルディスカッションやショートピッチ、交流会を通して、学生にビジョンや事業内容を伝えているのだ。

2019年7月に開催された第2回のイベントでも、多くの学生が長期インターンのチャンスを得た。その一人が、法政大学3年生の吉川喜晴氏だ。現在、クラウドセキュリティを扱うNetskope株式会社でインターンをしている。

今回は吉川氏をはじめ、Netskopeでカントリーマネージャーを務める大黒甚一郎氏、採用担当の赤岩礼菜氏も交え、イベントに参加した手応えと、自身の進路に悩む学生へのメッセージを伺った。

  • TEXT BY RIKA FUJIWARA
  • PHOTO BY SHINICHIRO FUJITA
  • EDIT BY INO MASAHIRO
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インタビュイー

大黒 甚一郎 (だいこく・じんいちろう)

Netskope Japan株式会社 カントリーマネージャー

大黒 甚一郎

だいこく・じんいちろう

Netskope Japan株式会社 カントリーマネージャー

2014年、従業員数30名のスタートアップ企業であったネットスコープ社に入社、その後営業部 長として、数百エンタープライズの安全クラウド有効化環境の構築を支援。2017年5月から日本における カントリー・マネージャーを務めている。 ネットスコープ入社以前は米セールスフォース・ドットコムで営業を担当、同社日本法人での営業トレー ニングが日本における初業務となった。その後、モバイルデバイス・マネージメントメーカーである Zenpriseに転職、セールスオペレーション部を牽引した。 日本人の父とアメリカ人の母の間に生まれ、高校時代陸上1600メートルで4分10秒95のサンフランシスコ 市記録を樹立後、オリンピック出場を目指しアリゾナ大学に入学。その後怪我の為プロアスリートへの夢 を断念し、サンフランシスコ大学でMBAを取得、その後セールスフォース・ドットコムに入社。

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「とりあえず参加してみよう」の一歩が、新しい可能性を与えてくれた

現在はNetskopeのインターンとして活躍する吉川氏に、このイベントを勧めたい人を問うと、「成長したいという思いを抱えているものの、どう行動すべきかわからない学生」だという。

吉川イベントへの参加を決めた時は、成長したい、視野を広げたいという気持ちはあったものの、どんな行動を起こせばいいのかわからない状態でした。勇気を出して参加してみたことで、これまでに出会ったことのないスタートアップの熱量にふれ、視野が広がった。『僕も自分の手で何かを生み出せる人になりたい』と、少しだけ自分のやりたいことが見えてきたんです。

特にNext Entrepreneur’s Meetupは、一度に多くのスタートアップの話を直に聞き、交流できる貴重な機会。多くの企業とフラットに触れ合えるからこそ、選考よりも気軽な気持ちで参加できます。僕と同じ悩みを抱える学生も、前に進むきっかけをつかめるのではないでしょうか。

法政大学3年生 吉川喜晴氏

晴れ晴れと話す吉川氏だが、IT業界を志望していたわけではなかった。法政大学スポーツ健康学部で体育学や健康学を学び、スポーツ関係の仕事に就くことを考えて進学したが、今後の進路を考えると迷いが出た。

吉川仕事を通してスポーツの振興に携わるのは素敵なことですが、僕自身はやりがいを見出せませんでした。スポーツは趣味として続け、仕事は別の分野で探そうと思いました。

自分は何に関心があるのかを考えた時、たどり着いたのがIT業界だった。「これからの社会を生きていく上で、ITの技術を知らないことは大きな足かせになる」と感じたからです。

吉川氏はIT企業での「長期インターン」をすれば理解の足がかりになるだろうと、選考を受け始める。その中でたまたま見つけたのがNext Entrepreneur’s Meetupだった。登壇予定の企業はいずれも知らなかったが、成長中のスタートアップ10社以上に1日で触れられるイベントなど滅多にない。ここに参加すれば、インターン先を探すヒントになるかもしれないと考えた。

会場には国内外のスタートアップ企業15社と、長期インターンを希望する100名以上の学生が集まっていた。自社の事業やビジョンを語るスタートアップの姿を見て、仕事に対する熱量に感化された。

吉川僕はずっとスポーツの世界で生きてきて、「働くこと」について深く考えたことがありませんでした。出会ったスタートアップの人たちは、会社の規模にかかわらず、自分の手で世の中を変えていく強い意志を持っている。その言葉や態度から、漫然と仕事をするのではなく、熱量の高い環境で、目的を持って働きたいと思うようになりました。

吉川氏は会場に集まった15社の中から、イベント中に5社と交流。その中で強く惹かれたのが、Netskopeだった。

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早い段階から、人生を真摯に考える学生の姿に胸を打たれた

Netskopeは、2012年にアメリカのカリフォルニア州で設立されたSaaSやIaaSなどクラウドサービス用のセキュリティ製品を扱うITベンダーだ。イギリスやオーストラリア、インドといった世界6カ国に支社を展開。日本法人は2017年に設立され、9名の社員が働いている。

Netskope カントリーマネージャー 大黒甚一郎氏

そんな同社であるが、実はこのNext Entrepreneur’s Meetupで初めてインターン生を募集したようだ。

大黒理由は2つあります。1つは、直接話をすることで、どんな学生がNetskopeに興味を持つのかを知りたかったから。もう1つは、セキュリティは技術的な仕組みや業務内容が非常に複雑で、その分野に精通していない人に文面だけで伝えるのは難しいためです。

実際に学生たちと接した採用担当の赤岩氏は、良い意味で予想を裏切られたという。

赤岩率直にいうと、インターンを志望する大学生へのイメージが覆りました。就活を意識した大学3年生だけでなく、「早いうちから社会人の基礎を学びたい」という1、2年生の姿も見られ、熱量の高さに驚きましたね。

テクノロジースタートアップが集うイベントであったため、参加学生は理系学生が中心だと考えていましたが、当日は文系の学生の姿も多く、ITやスタートアップに関心をもつ学生が増えていることも実感できました。印象的だったのは、警察官を目指していたけれども、大学生活でやりたいことが見つかって、今はIT業界への就職を考えている学生です。

学部や学年問わず、多くの学生がIT業界やスタートアップに興味を持っている。その傾向を知ることができて、出展した意義を感じられました。

Netskope 採用担当 赤岩礼菜氏

ブースを訪れた学生の一人が吉川氏だった。なぜ同社は、採用を決めたのだろうか。

赤岩畑違いの学部にも関わらず、ITに興味を持って一生懸命に知ろうとする姿に好感が持てました。狭いコミュニティにとどまるのではなく、自分の世界を広げていこうとする成長意欲もあり、一緒に仕事をしてみたいと感じました。

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逆張りの発想で、自分の希少価値が上がるインターン先を選んだ

Netskopeでインターンを決めた理由を、吉川氏は「オリジナリティがあるからだ」と語った。

吉川イベントのトークセッションで聞いた「あえて人と違う道を選ぶことが大切だ」という言葉が印象的でした。その言葉を踏まえて、インターン先を決めようと思ったんです。

Netskopeを選んだ理由は2つあります。1つは、「クラウドセキュリティ」という耳馴染みがない分野の企業だったこと。

他の学生を見ると、ITでもコンシューマー向けのWebサービスやスマートフォンアプリに携わりたい人が多いと思いました。クラウドセキュリティ分野に携われば、キャリアにおける自分の希少価値も上がるのではないかと考えたのです。

2つ目は社員数が少なかったこと。自分の裁量は大きくなり、ビジネスパーソンとして早く成長できると思いました。

現在は週3日勤務し、プロダクトの知識をキャッチアップしながら、ターゲットのリサーチや顧客対応などに取り組む日々を送っている。臨機応変さを求められる顧客対応では、戸惑うことも多い。それでも、インターンでの経験を語る顔は晴れやかだ。

吉川これまでのような学生生活を送っていたら味わうことができなかった感覚だと思います。顧客対応でも「自分はメール1本うまく打てないのか」と感じますし、お客様と電話でスムーズにお話しできないことも多く、日々落ち込むことばかりです。自分ができないことを反省して、成長の糧にできています。

前向きに学び続けるその姿には、周囲のメンバーも励まされることが多いと赤岩氏は話す。

赤岩積極的な質問にやる気を感じますし、私たちも初心を思い出しますね。大切なのは、ミスをどう成長に繋げるか。その意識を持って、今後も貪欲に成長する姿勢で取り組んでほしいですね。

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自信やスキルがなくても、IT業界・スタートアップへの道は開ける

大黒氏は、成長を続ける吉川氏を見て、「私たちも一歩を踏み出したいという学生の力になりたい」と続ける。

大黒一言でITと言っても、業界の幅は広いものです。専攻している学部の枠にとらわれず、少しでも興味があればNext Entrepreneur’s Meetupに参加してほしいと感じます。

私たち企業側も、たとえ学生に自信やスキルがなくても、ITへの興味や成長への意欲があれば、親身になってアドバイスをしたいと考えています。多くの企業と面と向かって話すことができるこのイベントは、一歩を踏み出す良い機会になるはずです。

長期インターンは、進路の定まった学生が取り組むものというイメージを抱く人もいるかもしれない。だが、入り口は必ずしもそうではないのだ。興味と熱意があれば、誰にでも門戸は開かれている。

次回のNext Entrepreneur’s Meetupは12月12日に開催される。成長の足がかりとしてぜひ活用してほしい。

インタビュイー

大黒 甚一郎 (だいこく・じんいちろう)

Netskope Japan株式会社 カントリーマネージャー

大黒 甚一郎

だいこく・じんいちろう

Netskope Japan株式会社 カントリーマネージャー

2014年、従業員数30名のスタートアップ企業であったネットスコープ社に入社、その後営業部 長として、数百エンタープライズの安全クラウド有効化環境の構築を支援。2017年5月から日本における カントリー・マネージャーを務めている。 ネットスコープ入社以前は米セールスフォース・ドットコムで営業を担当、同社日本法人での営業トレー ニングが日本における初業務となった。その後、モバイルデバイス・マネージメントメーカーである Zenpriseに転職、セールスオペレーション部を牽引した。 日本人の父とアメリカ人の母の間に生まれ、高校時代陸上1600メートルで4分10秒95のサンフランシスコ 市記録を樹立後、オリンピック出場を目指しアリゾナ大学に入学。その後怪我の為プロアスリートへの夢 を断念し、サンフランシスコ大学でMBAを取得、その後セールスフォース・ドットコムに入社。

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執筆

藤原 梨香

ライター・編集者。FM長野、テレビユー福島のアナウンサー兼報道記者として500以上の現場を取材。その後、スタートアップ企業へ転職し、100社以上の情報発信やPR活動に尽力する。2019年10月に独立。ビジネスや経済・産業分野に特化したビジネスタレントとしても活動をしている。

写真

藤田 慎一郎

編集

ライター/編集者。1991年生まれ。早稲田大学卒業後、ロンドンへ留学。フリーライターを経て、ウォンテッドリー株式会社へ入社。採用/採用広報、カスタマーサクセスに関わる。2019年より編集デザインファーム「inquire」へジョイン。編集を軸に企画から組織づくりまで幅広く関わる。個人ではコピーライティングやUXライティングなども担当。

デスクチェック

1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。 「ライフハッカー[日本版]」副編集長、「北欧、暮らしの道具店」を経て、2016年よりフリーランスに転向。 ライター/エディターとして、執筆、編集、企画、メディア運営、モデレーター、音声配信など活動中。

こちらの記事は2019年12月05日に公開しており、記載されている情報が異なる場合がございます。