【ベンチャーキーパーソン名鑑】BizDev編 Vol.38:株式会社カエカ 小倉琳氏
「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。
本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。
日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)
彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。
株式会社カエカにおける「BizDev」の魅力とは?
以下、話者は小倉琳さん
話す・伝えるといった領域に対し、「話し方トレーニング」という新たな市場・価値観自体を創造していく点に大きな面白さがあります。AI時代において人間本来の伝える力はますます重要になりますが、単に「必要とされているから」という理由だけでなく、本質的に広く多様なアプローチを考え抜き、事業として成立させて伸ばしていく魅力があります。既存の戦い方が定まった市場とは異なり、抜本的に異なる視点やアイデアを試しながら新しい市場を開拓する面白さややりがいを実感できるポジションです。
BizDevの処方箋
処方箋 その1:先達から素直に学ぶ
新規領域の開拓であっても、事業成長の過程で直面する課題や失敗には一定の構造やパターンが存在します。社内外を問わず経験豊富な先輩方の話を聞き、理論やメカニズムをあらかじめ理解しておくことで、学びをショートカットできます。たとえ失敗したとしても構造が分かっていれば、軌道修正や学びのスピードが劇的に変わるため、成果を出すうえで大切にしています。
処方箋 その2:組織のルーティンを作る
スポーツと同様に、自分やチームの得意なポジションやフォーム(型)を理解し、再現性のあるルーティンとして回すことで仕事の質は高まります。ミーティングの進め方やチーム作りの手順を言語化して徹底することで、個人の感覚に頼らず組織全体として安定したパフォーマンスと成果を出し続けることができると考えています。
処方箋 その3:抽象化して物事を捉える
一見すると異なる業界の出来事や構造も、抽象化して捉えることで「本質的な構造は同じだ」と共通点を見出すことができます。アナロジー(類推)を働かせることで、既存の領域内だけでは見つからない課題解決のヒントや新しい戦い方を発見できるようになり、成果につながりやすくなります。
BizDevを学べるオススメコンテンツ
オススメその1:Netflix『LIGHTHOUSE』第3話「クリスマス」
仕事に対するワクワク感が薄れたり、マンネリを感じたりした時の向き合い方に気づかされるコンテンツです。飽きること自体は決して悪いことではなく、次の新しい挑戦へ向かうタイミングだと前向きに捉え直すきっかけになります。仕事は好きだけれど、どこか伸び悩んでいたりもやもやしていたりする方に一度触れてほしい内容です。
オススメその2:書籍『ワーク・ルールズ! ―君の生き方とリーダーシップを変える』
| 書籍情報 | |
|---|---|
| 著者 | ラズロ・ボック |
| 出版社 | 東洋経済新報社 |
| 出版日 | 2015/7/31 |
| Amazonリンク | ![]() |
Googleにおける組織制度や人事の取り組みを、単なる自慢話ではなく学術的・科学的な実験データをもとに紐解いている一冊です。「より良い組織を作るために、実験と評価を繰り返し、違ったら変える」という真摯な姿勢に大きな学びがあります。組織論やチーム作りに取り組む人にとって、深い示唆を与えてくれます。
オススメその3:漫画『呪術廻戦』
| 書籍情報 | |
|---|---|
| 著者 | 芥見下々 |
| 出版社 | 集英社 |
| 出版日 | 2018/7/4 |
| Amazonリンク | ![]() |
最強のキャラクターである五条悟が「自分一人だけが強くてもダメだ」と気づき、次の世代や仲間を育てる指導者へと成長していくストーリーから、組織におけるリーダーシップの本質を学べます。どれほど個人の能力が高くても一人の力には限界があり、同じ熱量を持って共に戦える仲間を育て共有することの大切さを教えてくれます。
キーパーソン小倉琳氏から皆さんへのメッセージ
これからの時代、AIを活用する力(With AI)と、人間本来の力(Without AI)の両方を高めていく必要があります。弊社の事業は「伝える力」という、社会的に極めて重要でありながら事業化が難しい領域に挑んでいます。
個人向け・法人向け双方のサービスを展開し、人の成長と事業成長の双方に深く関わることができる刺激的な環境です。社会的な意義とビジネスとしての面白さ、その両方を大切にしながら、日本全体の伝える力を高めていくチャレンジに共感していただける方のご応募を心よりお待ちしております。
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こちらの記事は2026年08月26日に公開しており、
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連載ベンチャーキーパーソン名鑑
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