連載ベンチャーキーパーソン名鑑

【ベンチャーキーパーソン名鑑】BizDev編 Vol.37:movus technologies株式会社 平石 エチカ氏

平石 エチカ

新卒でサイバーエージェントに入社し、広告関連の新規事業にてマーケティング・セールス部門のマネジメントや沖縄部署の立ち上げを担当。2025年7月からmovus technologiesに参画。現在はオペレーションマネージャーとして、カスタマーサポートや車両整備など、車両引渡し後のオペレーション組織を管轄。

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「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。

本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。

日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)

彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。

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movus technologies株式会社における「BizDev」の魅力とは?

以下、話者は平石エチカさん

movusの「Rent to Own」は、通常のリースでは審査に通らず、車にアクセスできない低与信層のお客様に車両を引き渡し、支払いを終えるとその車両が自分のものになるモデルです。引き渡し後も数年間、車両整備や支払い管理などのカスタマーサポートが続くため、長期間かつ日本とは異なる商習慣に基づくプロセスを管理しながら車両の稼働率・収益性を最大化する必要があり、そこが難しさでもあり面白さでもあります。メンバーや仕組みのマネジメントをしつつ、自ら現場に足を運び、一緒に手を動かし、事業係数にヒットさせていく作業の連続で、管理者兼実行者としてハイブリッドな動きをしています。

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BizDevの処方箋

処方箋その1:とにかく現場に張りつくこと

現場に実行を任せ、自身は最低限のヒアリングと数字のモニタリングで関わるスタイルにより、初期に大きく失敗しました。新興国で、車両という物理資産を扱い、お互い英語が母語ではない環境では当然の結果なのですが、管理者が現場に張り付いたほうが圧倒的に正確かつ迅速に問題を解決できます。日本の常識や先進国のベストプラクティスが現場の実情とアラインしないことも多く、まず自分の目で確かめることが事業推進の第一歩だと実感しています。


処方箋その2:オペレーションは極限までシンプルに保つこと

現場の解像度が高い状態であればあるほど、様々なパターン分岐や細かいユースケースまで考えてしまいがちなのですが、複雑なプロセスが乱立したままではスケールしません。事業の成長スピードについていける頑丈なオペレーション構築のために、不必要なプロセスは排除し、分岐も極限まで絞り、残ったものだけを仕組み化することを心がけています。


処方箋その3:仕組みを作って終わりにせず実行まで見届けること

前職は全員がテックネイティブな組織であり、仕組みを作れば現場は自然と回りました。しかし整備工場やディーラー出身者などPC作業に慣れていないメンバーも多く、業務プロセスをシステム化して渡すだけでは、必ずしも成果は生まれません。仕組みが現場で回り、業務が完遂され、事業指標が実際に動くところまで見届けるサイクル全体に責任を持つことを意識しています。

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BizDevを学べるオススメコンテンツ

オススメ:Podcast『ビジネスウォーズ

ざっくり言うとバットマン vs スーパーマンのビジネス版なのですが、「任天堂 vs ソニー」「マクドナルド vs バーガーキング」など、一流グローバル企業の競争が物語形式でカジュアルに聴けます。個人的には「海外×スケールの大きい勝負をすること」に背中を押された作品で、疲れたときにも視座を高めてくれるのでオススメです!

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キーパーソン平石エチカ氏から皆さんへのメッセージ

私自身、20代半ばでmovusに飛び込みましたが、少数精鋭のスタートアップ、異業界、異国という環境で「自分は価値を出せるのか」と不安な気持ちもありました。ただ実際は、考え込む前に現場へ足を運び、課題を特定して解決することの連続で、20代の大胆さと体力こそが武器になると肌で感じています。

BizDevとして長いバリューチェーン、PLだけではなくBS、Biz⇔プロダクトと領域を超えて複雑な変数やタスクをグローバルチームでハンドルすることがビジネスパーソンとしてのスキルや経験を引き上げてくれています。インドネシアは既に世界第4位の人口大国で、海外×スケールの大きい事業への野心がある方にはピッタリの環境です。事業をさらに大きくしていく仲間として、ぜひ一緒に働きましょう。


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こちらの記事は2026年08月04日に公開しており、
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