農業は行き詰まっている。だからチャンスなんだ。

1次産業をITでHACKするスタートアップが大集合。FastGrow×REAPRA Ventures主催。1次産業ハッカソン登壇レポート(2017年5月27日開催)
アグリメディア株式会社

“シェア畑”事業を軸に急成長するアグリメディア。創業者である諸藤氏はなぜ農業分野を選択したのか?“シェア畑”の次に目論む事業展開とは?

2017.06.07 Wed

第一次産業ハッカソン 第三部 株式会社アグリメディア

停滞している業界には必ず大きな変化が訪れる

アグリメディア代表取締役の諸藤も、REAPRA Venturesの他の投資先企業の創業者と同様、起業前には農業とは縁遠い経歴だ。九州大学経済学部を卒業後、出来るだけ大きい事業に主体的に関わりたい、ということで大手不動産会社に就職。不動産開発や企画を手掛けていた。

大手企業の中でも順調に成果を出して周囲にも活躍を認められていた諸藤であるが、日々仕事をしている時も、「入社1年目のときから担当した新規事業の楽しさが忘れられなかった」という。

不動産会社を退職し起業したのは11年4月。なぜ農業だったのか。

「農業に元々縁があったわけではありません。行き詰まっている業界には必ず大きな変化が起こり、ベンチャーでも活躍できるフィールドがあると思ったことが理由です。他の第一次産業同様、農業分野は生産性の向上が十分ではなく、その改善余地が大きい。実際に調べてみると、ある統計では農業従事者は時給約500円程度であると算出されており、農業は労力の割に儲からないというイメージがつくのも仕方がないように思えました」

諸藤が指摘しているように、日本では、農地を相続した人が「儲からない」という理由で多くの農地が放置されている。

なぜこれほど多くの人々の生活に関わる農業で生産性の改善が遅れ、ブラックボックス化されていたのか?最大の要因は、

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