【ベンチャーキーパーソン名鑑】BizDev編 Vol.23:ファインディ株式会社 山田 郷氏
「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。
本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。
日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)
彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。
ファインディ株式会社における「BizDev」の魅力とは?
以下、話者は山田さん
現在、ファインディのプラットフォーム事業部として、3つの事業領域(①Findy Tools事業、②テックカンファレンス事業、③Tech Branding事業)を管掌しています。プラットフォーム事業部は「ファインディに非連続な成長をもたらす」をミッションに掲げ、これまで培ってきた20万人規模のエンジニアプラットフォームを起点に、新規事業・新規サービスを垂直に立ち上げ、成長させています。
エンジニア向けに特化しているからこそ、ユーザー・クライアント双方のデータや接点を活かし、仮説検証からプロダクト化までを一気通貫で進められる、そのスピード感に、開発の面白さが凝縮されています。また、技術進化が極めて速い荒波の中心に立ち、事業開発できる環境は、他では得られない魅力です。
BizDevの処方箋
処方箋その1:意思と意図を持ち、責任を持ってやり切ること
カンファレンスにおける長期プロジェクトや事業開発では、周りを巻き込んで事業を進めていく必要があります。自分の仮説と覚悟を持ち、一つ一つの施策や名前などにも、意思と意図を込めて進めていくことで、最後までやり切ることができると思います。正解を探すのではなく、自らやってみて、やり切って、結果として正解にする。その積み重ねが成果につながると考えています。
処方箋その2:介在価値を意識し、期待を超える成果を出すこと
これは、私自身が生きる上で大事にしている価値観です。フランス留学中に感じた「ディスカッションの場で発言しない人はいないも同然」という考え方もあり、立場に関わらず主体的に意見を出し、結果に責任を持つようにしています。関わるからには自分が介在する意味を最大化し、任せてもらったのであれば、120%の成果でその期待に応えることを、常に意識しています。
処方箋その3:解像度を上げ、現場に取りにいくこと
事業開発としては、当たり前のアクションですが、事業が成長するにつれて意外と現場から離れていってしまいがちです。
エンジニア・技術領域は変化が速く、また、カンファレンスをオフラインで実施していることもあり、常に現場に足を運び、直接話を聞きながら解像度を上げることを重視しています。
BizDevを学べるオススメコンテンツ
オススメ:「イーロン・マスク上・下」
| 書籍情報 | |
|---|---|
| 著者 | ウォルター・アイザックソン |
| 出版社 | 文藝春秋 |
| 出版日 | 2023/9/13 |
| Amazonリンク | ![]() |
第一にそのコミット量かつ仕事量に圧倒されます。良いかどうかは置いておいて、寝る直前までコードを書き、気絶するかのように眠り、起きてまたコードを書く。彼のコミットする姿勢に感化され、「自分はまだ甘い」と思い知らされます。
そして、イーロン自身がエンジニアということもあり、工場の現場まで入り、何がボトルネックかを自分の目で特定し、細部まで把握したうえで改善を積み上げてやり切る姿がテスラ・スペースXの実例で伝わってきます。
(余談ですが、この本がきっかけでテスラ共同創業者であり、元CTOのJ.B. Straubel氏をカンファレンスにお招きしました。)
オススメその2:旅行ではなく、「海外で生活する」経験
日本を離れ、あえて日本人が少ない環境に身を置く。そうした海外生活の経験を通じて、自分が当たり前だと思っていた価値観が良い意味で壊されました。
人間の本質そのものは大きく変わらなくても、価値観や前提は簡単に揺さぶられる。当たり前が当たり前ではない環境に置かれることで、視点が強制的に切り替わり、自分自身の本質や強み、弱みに気づきます。また他国の文化やサービスに触れることで自国・自社の良さ・伸び代にも気づくことができます。
キーパーソン山田氏から皆さんへのメッセージ
ファインディは、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる」というビジョンのもと、複数の事業をコンパウンド的に立ち上げ、同時に成長させています。エンジニア領域は日本発でも世界と戦える分野でありながら、実はまだプレーヤーは多くありません。
これからの事業家・事業開発に求められるのは、事業開発スキルだけでなく、技術への深い理解です。ファインディでは、その最前線で、圧倒的なスピードで仮説検証と事業立ち上げを回す経験ができます。
世界を視野に事業開発へ挑戦したい方。お待ちしています。
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こちらの記事は2026年01月26日に公開しており、
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連載ベンチャーキーパーソン名鑑
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