【ベンチャーキーパーソン名鑑】BizDev編 Vol.25:株式会社ネクスタ 豊田優雅氏
「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。
本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。
日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)
彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。
株式会社ネクスタにおける「BizDev」の魅力とは?
以下、話者は豊田優雅さん
ネクスタは国内最大規模の市場である製造業の常識を覆すというかつてない挑戦をしています。さらにネクスタのBizDevにおいては、Go To Marketやグロースに向けた戦略立案に加えて、自らアクションを起こしていくことが求められます。戦略やターゲティングの設計から、事業計画の策定、実際のセールス、そして契約後の導入支援まで、ビジネスの全工程を一気通貫で担う必要があります。
不確実性が高いこの環境で「綺麗に仕事ができない」という前提のもと、失敗を恐れずに仮説と検証のサイクルを高速で回すことが求められます。
特定の領域だけでなく、「売る」と「作る」の両輪を回し、事業全体を動かすための汎用的な能力が鍛えられます。ビジネスを成立させるための総合力を身につけ、どこでも通用する圧倒的な市場価値を手に入れられると考えています。
BizDevの処方箋
処方箋 その1:個人の成果だけでなく、チームで非連続な成長を生み出すこと
事業を大きく伸ばすには個人の力だけでは限界があり、周囲の協力が不可欠だからです。そのため、単なる課題対処ではなく「どうありたいか」というビジョンを描き、逆算したアクションを共有することを徹底しています。チーム全体の視座と熱量を高め、組織としての推進力を最大化させてこそ、真に大きな成果につながると信じています。
処方箋 その2:思考を社内で完結させないこと
社内の情報だけで考えた戦略は、あくまで「仮説」に過ぎません。特に新規事業においては、積極的に社外へ出て「誰が何を欲しているのか」を直接ぶつけることでしか、仮説の解像度は上がらないと考えています。未経験の分野であっても外部との対話を重ね、不確実な仮説をより確実性の高いものに昇華させていくことが重要だと考えています。
BizDevを学べるオススメコンテンツ
オススメその1:ビジネス交流会、有料セミナーといったコミュニティ、イベントへの参加
ビジネスは情報戦であり、特にマーケティングの世界においては、いかに多くの情報を得ているかでマーケターとしての力量が左右されます。私は25歳頃から毎週社外へ出て、経営者や政治家をはじめとした、普段かかわることがないさまざまな領域の方と交流しながら知見を得ることができました。 社内にはない「生々しい一次情報」こそが、自分の不足や進むべき方向を教えてくれます。
ちなみに、経営者をはじめとした社会におけるキーパーソンの多くはFacebookを使用していることが多いです。そういった人びととつながりをもつためにも、私自身Facebookを運用しています。
オススメ:「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」
| 書籍情報 | |
|---|---|
| 著者 | ロバート キヨサキ |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 出版日 | 2013/11/8 |
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世の中を「従業員・自営業・ビジネスオーナー・投資家」の4つに分類し、真の自由は後者にあると説く内容です。私はこの本を通じて、単に雇われるのではなく、自ら事業や仕組みを「作る側」に回りたいという自分の根源的な欲求に気づきました。自由を手にするために思考し、行動を変えるきっかけとなった一冊です。
キーパーソン豊田優雅氏から皆さんへのメッセージ
ネクスタは、あらゆるビジネススキルを高められる場所です。
ここでは「営業だけ」「マーケティングだけ」といった分業は通用しません。戦略やターゲティングの設計から、事業計画の策定、実際のセールス、そして契約後の導入支援まで、ビジネスの全工程を一気通貫で担う必要があります。
「自らの手で事業を動かしたい」という強い意志を持つ方にとって、これ以上ない成長環境がここにはあります。
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こちらの記事は2026年01月29日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。
連載ベンチャーキーパーソン名鑑
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