連載ベンチャーキーパーソン名鑑

【ベンチャーキーパーソン名鑑】BizDev編 Vol.8:X Mile 安藤 雄真氏

安藤 雄真

大学卒業後、トランスコスモス株式会社へ入社。法人営業として、顧客の業務効率改善や新規事業のオペレーション構築などを担当。その後カーフロンティアに参画。カーメンテナンス予約サービス、WEB予約台帳管理システム、などの事業責任者を務める。その後、X Mileでは物流業界向けクラウドサービス導入を推進。年間300件以上の物流会社におけるDX推進・採用支援・M&A相談などを行う。企業規模やフェーズに沿った提案で物流会社の課題解決に取り組む。

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「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。

本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。

日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)

彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。

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X Mileにおける「BizDev」の魅力とは?

以下、話者は安藤さん

DXソリューション事業本部では、物流・旅客・製造など日本経済を支えるインフラ業界に向けて、SaaS事業の推進を担っています。顧客との対話を通じて業務改革を進め、新たな文化をつくり出すことで業界そのものを変えていける点が大きな魅力です。

さらに、圧倒的な成長スピードを文化とするX Mileだからこそ、新機能やプロダクトを次々と生み出し、業界に新たな付加価値を提供し続けられる面白さを日々実感しています。

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BizDevの処方箋

処方箋 その1:圧倒的スピード

私は成果を最大化するために、常に「圧倒的なスピード」を意識しています。スピードはすべてを凌駕すると考えており、これは実行フェーズに限りません。検討・分析・実装といった全ての工程においてスピードを意識します。スピードが他を凌駕すれば、その分多くの経験を積み、リカバリーや探索、施策などを高速で回すことができ、結果として事業成長角度をあげることができると考えています。


処方箋 その2:思考を前へ進める

常に思考を前に進めるよう努めています。思考を進めるための情報のアンテナを広く張ることはもちろん、一次情報を自身で取得する、対峙する業界や顧客と自ら対話することを意識しています。当事者の声を直接聞くことで、机上の理解では得られない示唆や違和感を掴むようにしています。


処方箋 その3:ロゴス・エトス・パトス

事業を推進していくためには、顧客を含め、社内外問わず人を動かす必要があります。

人を動かすには、「ロゴス=ロジック」「エトス=倫理」「パトス=パッション」の3つの要素が鍵になります。さらに対峙する“人”により、ロゴス・エトス・パトスの比重バランスを調整しながらコミュニケーションをとることを意識しています。

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BizDevを学べるオススメコンテンツ

オススメその1:「武器になる哲学

書籍情報
著者 山口 周
出版社KADOKAWA
出版日 2018/5/18
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組織マネジメントやコミュニケーションに役立つ「本質を見極める思考力」を、哲学的視点から実践的に学べる点が魅力です。


オススメその2:「イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

書籍情報
著者安宅和人
出版社英治出版
出版日 2010/11/24
Amazonリンク

思考の進め方や、検討が十分かを自問する指針として活用でき、限られた時間で成果を最大化するための課題設定力を養えます。


オススメその3:「BUSINESS STORY TELLING

書籍情報
著者 ジャニン・カーノフ
出版社ダイレクト出版
出版日 2023/5/10
Amazonリンク

記憶に残り、人に響く提案やコミュニケーションの本質的な考え方を学べる一冊です。データや事実を伝えるだけでなく、相手の心を動かすコミュニケーション力を伸ばしたい方におすすめです。

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キーパーソン安藤氏から皆さんへのメッセージ

X Mileという会社名は、今後数年で確実に世の中に認知されていきます。とはいえ、事業計画から逆算すると、今の組織もまだまだ余白だらけ。挑戦の機会をどんどん得て、業務を通じて間違いなく自分の人材価値を上げられるフェーズだと思います。

組織はどんどん大きくなっていくので、私もどんどんマネジメント力を上げていかざるを得ないと危機感を感じるほどです(笑)。

私は今この瞬間にX Mileに身を投じることが、将来の自分を大きく変えるチャンスだと心から信じています。数年後には自身の市場価値が倍増して返ってくる──そう確信しているんです。




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こちらの記事は2025年10月06日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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