連載ベンチャーキーパーソン名鑑

【ベンチャーキーパーソン名鑑】BizDev編 Vol.19:ゼンシン 井上 歩氏

井上 歩
  • 株式会社ゼンシン BizDev 

新卒で日本最大級のシンクタンク 野村総合研究所に入社。健康保険/社会保険の基幹システムのリプレースプロジェクトにてチームリーダーを経験したのち、自賠責保険の基幹システムリプレースプロジェクトにて、チームリーダーとしてプロジェクトを推進。 また、業務効率化担当として、AIを用いた業務革新を遂行。

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「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。

本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。

日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)

彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。

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株式会社ゼンシンにおける「BizDev」の魅力とは?

以下、話者は井上さん

ゼンシンにおけるBizDevの魅力は、「事業づくりの全工程にオーナーシップを持てること」です。医療・介護、そして営業BPOという2軸の事業領域において、市場選定から戦略設計、営業・デリバリー、さらには改善に至るまでを一気通貫でリードできます。

分業ではなくチームで高速に仮説検証を繰り返すカルチャーのなかで、自分の打ち手が売上や顧客価値に直結する実感を得られる環境です。0→1を楽しみながら、20代・30代で経営視点を磨きたい人にとって、非常にエキサイティングな役割だと感じています。

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BizDevの処方箋

処方箋 その1:目標数値と現状数値の可視化

売上・CV数などの「目標」と「現状」を常に一覧で見える化し、毎日ギャップを確認するようにしています。弊社では、社内のホワイトボードに目標と現状を記載し日次で更新しています。感覚ではなく、数値を起点に「どのボトルネックを、いつまでに、どれくらい改善するか」を具体的なアクションに落とし込むことで、打ち手の精度とスピードを高めています。


処方箋 その2:顧客への「憑依」と追体験

顧客の思考や行動に憑依するレベルで追体験し、誰よりも深く理解することを常に意識しています。営業も、事業開発も、マーケティングもすべての出発点は顧客理解にあると考えています。実際にペルソナに近い方と徹底的に対話し、日常の価値観や違和感まで丁寧にすくい取る。そのプロセスを通じて「顧客の世界を生きる」ことが、解像度の高い戦略設計やプロダクト構想につながると感じています。


処方箋 その3:仮説→実行→振り返りの行動量

施策ごとに事前に勝ち筋の仮説と評価指標を設定し、小さく試してすぐ振り返ることを徹底しています。「なんとなくやる」を避け、常に学びと再現性が蓄積される打ち手だけを残すことでロジカルに仮説を検証していくことを意識しています。

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BizDevを学べるオススメコンテンツ

オススメその1:漫画「スラムダンク

書籍情報
著者井上 雄彦
出版社集英社
出版日1996/10/3
Amazonリンク

才能だけでなく努力と基礎練習の積み重ねが成長を生むことを描いた作品だと思います。主人公が初心者から這い上がる姿や、日々鍛錬を怠らない姿から、ビジネスでも通用する「継続的な自己研鑽の重要性」を学べるのかなと。諦めかけた時に読み返し、前を向く力をもらっています。


オススメその2:「凡人の事業論

書籍情報
著者蛯谷 敏
出版社ダイヤモンド社
出版日2025/2/19
Amazonリンク

この本から、成功は「正しい方法論×実行力」で決まるという真理を学べます。楽天やPayPayを成功させた著者が「凡人でも事業を作れる」と断言し、ゴール設定→仮説検証→徹底実行という再現性ある3ステップを書いてくれています。失敗を恐れず試行錯誤を続ける「失敗力」の重要性は、今も私の行動指針です。

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キーパーソン井上氏から皆さんへのメッセージ

キャリアを選択する際、なりたい像から逆算して仕事や会社を選ぶことが大切だと感じています。私は「0→1で成果を上げたい」起業・独立を目指したい」という気持ちがあり転職しましたが、同じような考えを持っている方にとっては、弊社は成長できる環境であり、かつワクワクできる環境です。

辛い局面も、その目標に向かっている実感があれば前向きに乗り越えていけると感じています。前職では、素晴らしいメンバーと裁量ある成長できる環境で多くを学びました。それでも、長期の目標に最短で近づくためにゼンシンを選びました。

同じような想いを持つ方と一緒に、0→1の挑戦を通じて成長し合えることを楽しみにしています。

こちらの記事は2026年01月13日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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