連載ベンチャーキーパーソン名鑑

【ベンチャーキーパーソン名鑑】CTO編 Vol.2:株式会社ソラジマ 持田 章弘氏

持田 章弘
  • 株式会社ソラジマ CTO室・クリエイターエコシステム部 / CTO 

2016年大学2年の時に株式会社ディー・エヌ・エーのモバイルソーシャルインキュベーション事業部(新規事業部のような部署)で2人で事業を立ち上げ。それをきっかけに事業作りが好きになり2017年大学3年の時に株式会社CHAT NOVELをCTOとして共同創業。2020年1月に事業は売却して会社は清算。2022年3月に業務委託として株式会社ソラジマにジョイン。同年10月に入社し翌年2023年4月にCTO就任。ワインとコーヒーが好きです。

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「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。

本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。

日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)

彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。

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株式会社ソラジマにおける「CTO」の魅力とは?

以下、話者は持田さん

弊社はIT企業ではなく、どちらかといえば出版社に近い会社です。そのため、同業の方とお話しすると「ソラジマさんってCTOがいるんですね」と驚かれることがよくあります。

ただ、出版業界はまだテクノロジーの活用余地が非常に大きい領域でもあります。だからこそ、テクノロジーを取り入れることでできることが増え、それが競合優位性にもつながると考えています。

正直なところ、最初は居づらさもありましたし、本当に成果を出せるのかという不安もありました。ですが今では、立ち上げた漫画アプリ「ソラジマTOON」や、クリエイターさん・作家さん・編集者さんが利用する「workstation」も軌道に乗り、他社と比較しても明確な競合優位性を生み出せていると感じています。

こうしたプロジェクトをさらに成長させたり、新しい取り組みを生み出したりする中で、テクノロジーを通じてソラジマをドライブできている実感があります。その点に大きな面白さとやりがいを感じています。

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CTOの処方箋

処方箋その1:自分よりも優秀な人だけを採用すること

優秀な人と働くこと以上の福利厚生はないと思っています。優秀な人と働くことでメンバー間で刺激の連鎖が起きますし、僕自身も勉強になって成長できますし、なにより働きやすさそのものに直結します。ここだけは妥協してはいけないと思っています。


処方箋その2:同じ釜の飯を食うこと

ただ仲良くなるだけでなく、意思決定の基準や方向性を揃えたり、仕事の現場だけでは得られない気づきを共有したりすることにもつながっています。例えば、新しいメンバーの入社時や新規プロジェクトの立ち上げ時には、初動のコミュニケーション量を増やし、チームで素早く目線合わせを行います。ソラジマではワイン会など、社員や関係者が気軽に集まりエンタメについて語り合う場や、会社の中長期の方針を議論する合宿も大切にしています。


処方箋その3:トレンドをキャッチアップし続け、既存のルートにこだわらず、最短で成果につながる選択を重ね続けること

出版業界はまだテクノロジーの活用余地が大きい領域でもあります。そのため、技術や市場のトレンドを常にキャッチアップし、それらを経営判断や事業の意思決定に落とし込む役割を担っています。既存のやり方やルートにとらわれず、最短で成果につながる選択を重ね続けることで、テクノロジーを通じて事業の成長を後押ししていきます。

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CTOを学べるオススメコンテンツ

オススメ:漫画「サンクチュアリ

書籍情報
著者池上遼一,史村翔
出版社小学館
出版日1990/10/30
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知らない人向けに簡単にあらすじを話すと、主人公の2人それぞれが「ヤクザ」と「政治家」になってオモテとウラの両面から日本を変えていく話です。2人とも頭がよく、実行力推進力がとんでもなくて、日本を変えたいという野心を絵空事で終わらせない。組織、交渉、裏取引まで含めて「結果を出すとは何か」を突きつけてくれる。全12巻というコンパクトな構成ながら、圧倒的なスピード感と読み応えを兼ね備えた、最高のエンターテインメント作品です。

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キーパーソン持田氏から皆さんへのメッセージ

ソラジマで働く一番の魅力は、技術を通じて「漫画の可能性を本気で広げている実感」を持てることです。エンジニアが作るシステムは、事業計画を実装に落とし込み、作品が生まれる土壌そのものを形づくります。「ソラジマTOON」では誰もが気軽に漫画を制作し、ユーザーから直接フィードバックを受け取れる環境を提供しています。

さらに、3万人以上のクリエイターが集う「workstation」では、コミュニケーションから管理、支払いまでをDXし、創作を支える基盤を整えています。優秀な仲間とともに、技術で漫画の未来を更新していきたい方にとって、挑戦しがいのある環境です。

こちらの記事は2026年03月27日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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