連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

設立4年でディズニーやパークハイアットとのコラボも実現。 アート×福祉で応援されるブランドを作る会社、ヘラルボニー

「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、福祉を起点に新たな文化の創造を目指す福祉実験ユニット「ヘラルボニー」。社会の陰面に追いやられがちであった知的障害のある方のあり様を肯定し、また障害のある作家が描く感性豊かなアート作品と関連プロダクトを世に発表し続けている。 その勢いは凄まじい。パークハイアット系列ホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」とコラボレーションし、1日1組限定のコンセプトアートルーム「HERALBONY ART ROOM」を仕掛け、その盛況ぶりから会期延長が決定されたほか、ジェームズ・タレルやオラファー・エリアソンなど国内外からアーティストを招聘しアート業界においてさまざまな話題を呼ぶ世界的な現代美術館「金沢21世紀美術館」での展示を開催するまでに至った。 創業者であり、代表取締役社長である松田崇弥氏の実兄に重度の知的障害があることに事業の起点があるが、ここまで広く太くかつ大衆にも響くやり方で、この会社が社会と深く結びつく理由はどこにあるのか。聞くと、そこには障害のある当事者たちからの深い共感と、彼ら彼女らに働きかける「ヘラルボニー」のフラットな姿勢、そして日本社会のハードから変革しようとする確かな意思があることがわかった。…

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