連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

大義が変わらなければ、境界は越えられる。UTEC郷治友孝氏が語る30年の軌跡|政策現場から見る『官民共創のイノベーション』vol.10

研究成果を社会に実装する—。多くの人が挑戦するこの領域で、UTEC(東京大学エッジキャピタルパートナーズ)は、大学発スタートアップ支援のフロンティアを牽引してきました。累計運用額は1300億円、昨年は6号ファンドを組成。これまで150社以上に投資し、IPO20社、M&A22件の実績を上げています。 この連載シリーズでは、「越境」をキーワードに、固定的な制度や既存の産業構造の枠を超えて未来をつくる実践者たちにインタビューしてきました。今回お迎えするUTEC代表取締役社長・郷治友孝氏は、まぎれもなくその体現者です。 1998年に通商産業省(現・経済産業省)の官僚としてスタートアップ投資を支える法整備を主導し、自ら起草した法律を手に大学発ベンチャーキャピタルを立ち上げ。政策の世界から投資の世界、さらには研究の世界へも。スタートアップのチームアップや投資判断をめぐるリアリティを含め、いつもどんなことを大切にされてこられたのか、30年の軌跡に迫ります。大企業に対する忌憚のないメッセージもいただきました。 聞き手は、筑波大学発スタートアップのサイバーダイン社の論文がTechnovation誌に掲載されたともに、スタートアップ政策を推進してきた経済産業省の池田陽子です。…

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