柳井正"現実から考えること"を辞めたワケ - 宮内義彦と対談、超一流の条件とは

【宮内】経営者に求められるものは、大きく言って2つでしょう。一つ目は、経営の専門知識。経営は複雑で、相応に高いレベルの専門性を持っていないと、とても会社を存続、成長させられません。それから2つ目は人間力。何か物事を成そうとするときは、やはり人間同士でやるわけですから、人を引っ張っていける人でないと、いくら専門知識を持っていても、誰もついてきてくれません。当たり前の話ですが、この2つが備わっていないと、どうしようもない。 そこにプラスしていま求められるのは、日本らしさでしょうか。いくらグローバルと言ったって、日本発という出発点がないと無国籍です。グローバルの時代だからこそ、日本の文化やフィーリングといったものが重要になるのではないか。最近、そう考えるようになりました。 【柳井】海外に行くと、いつも3つの問いを突きつけられますね。まず、「あなたはどこから、何をしに来ましたか」。これは当たり前の問いで、僕は「日本です。洋服を企画して作るために来ました」と答えます。 次の問いは、「あなたはこの国のためにどんなよいことをしてくれますか」。ただ金儲けだけだと、誰も歓迎してくれない。だから僕はそれぞれの国で「ビッグビジネスにしたい」と言っています。アパレルは生活必需品ではあるけれど、非常に零細企業が多い業界です。僕は最低でも1000億円ないと事業と言えないんじゃないかと思っているので、それぞれの国でビッグビジネスにすることが必要だと説いています。…

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