連載 “大丸有”から生まれる、イノベーション最前線

強みを見つめ直しIPOを達成。マイクロ波化学が採用した、事業成長につながる自社の強みの使い方

革新的な素材が続々と登場して豊かな暮らしを支えているが、そうした素材を作る化学産業は石油や石炭などの資源に今でも依存している。100年前から今日に至るまで、製造法に大きな変革は生まれなかったことが環境に負荷を掛けつづけていると、マイクロ波化学の吉野巌氏は語る。 ゲームチェンジャーになると同氏が考えているのが、マイクロ波である。電子レンジなどに使われているマイクロ波はエネルギー効率を上昇させ、その利活用により二酸化炭素排出量の減少にも繋がるとのこと。しかし、マイクロ波は制御が難しく、産業実装には大きなハードルがあった。 同社は大阪大学発・ディープテック領域のスタートアップとしてマイクロ波装置の大型化に成功。2022年にはIPOも果たした。ビジネスを展開する上での同社の強みやIPOまでの取り組み、今後の展開についてお話を伺う。…

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